ボウリング上達への道と知識

ボウリングの初心者が上級者になるまでに必要な知識を提供していきます。ローダウンの練習をされている方も参考にされてください。

ボウリング

E J Tackettのボウルの投げ方

投稿日:2018年11月22日 更新日:

https://youtu.be/uHtuTggGodc

E J Tackettのボウリング

皆さんご存知のE J Tackettです。

私も、非常に、非常に憧れています!

E J Tackettのボウルスピードですが、ピンヒットまでは2.2秒でRPMは600回転です。

RPMが600回転というのが、とんでもなく凄いですね。日本の女子プロのローダウンの先駆者で宮城鈴菜という選手がいますが、彼女でRPMが300台の後半です。それでもボウルの球質ははクランカーでかなり回転しています。日本のローダウン使いのプロで、およそRPMは400前半から後半だと思います。私の行きつけのセンターのプロがローダウン使いで、RPMが400前半ということでした。

E J TackettはこのRPM600で普通の投球で行いストライクを連発していきます。

もちろん、世界は広いですから彼以上のRPMの持ち主もいることでしょう。でも、スコアーに繋がらないからRPMを落として投げている人が殆どでしょう。今はいませんが、ロバートスミスなんかもその一人なのかもしれません。

また、E J Tackettの投げ方もかっこいいですね。

これまでの、ボウリングのオープンバックの投げ方とは全く異なります。

体が完全に横に開いています。

よくローダウンをする人で、手首をボウルの下に入れることを意識している人がいますが、E J Tackettの手首を見るとそんなにボウルの下には入っていません。

もちろんブロークンにもなっていません。

それよりもすごいのは、彼のフリップ(スナップ)です。リフトとは異なり腕、手首のスナップがすごく効いています。腕全体が鞭のようにボウルにスナップを与えています。

彼の投球はバックスイングからインサイド、アウトのスイングに入りますが、このインサイド・アウトのスイングがボウルにアクシスローテーションを与えています。ですから、ターンはしません。

リフト&ターンで投げている人はターンしないとアクシスローテーションが入らないのですが、インサイド・アウトで投げるとアクシスローテションが入ります。

但しスイング中にフィンガーがしっかりボウルの真下になるようにスイングしないとだめです。そのために脇を締めなくてはだめですし。これは覚えた方がよいスキルだと思います。

私も練習中ですが、まだコントロール不十分です。思い通りのローテーションが入ったり足りなかったり。一般に回転数を上げて曲げるのは難しいですが、アクシスローテションを調整して曲げるのは回転数を上げるよりも容易だと思います。

練習すればできるようになると思います。曲げ幅を大きくするには回転数を上げるよりも近道かもしれません。それでもある程度回転しないとアクシスローテションの調整で曲げるということもできないと思いますが。

アクシスローテーションは車がカーブを曲がる時の前輪の向きみたいなものです。真っすぐ走るときはタイヤは前方に転がりますが、カーブを曲がる時はタイヤの転がる向きが変わります。

ボウリングのボウルもこれと全く同じで、縦回転のまま左にハンドルを切った状態でスキッドするのが一番レーンのキャッチ力が高くなります。

チルトが0ではサムホールにトラックがかかってしまいますので、サムホールからチョット離れた場所がファーストトラックになるようにします。チルトにすると20度位なのでしょうか。俗にいうフルローラーという回転になります。

PBAではアクシスチルトを多く入れた投げ方はしません。それはアメリカではオイルが厚いので、チルトを入れすぎると一回転でボウルがレーンと接する面積が少なくなり、ヘッドピン手前で戻り切れずに抜けてしまうからです。

縦回転の方がボウルが一回転する間にレーンをキャッチする面(距離)が長いので厚いオイルでも曲がる訳です。

日本のコンディションは25ccとかオイルが薄いセンターが殆どですから、極端な話スピナー気味のボウルでも戻ってきます。ただ、そういうボウルを投げている人は厚いオイルでは一直線にボウルは飛んでいきます。パターンにもよりますが30cc以上入ったら、たぶんボウルは動かずに直球になると思います。

E J Tackettはボウルがトップに来た時に右足でアプローチを蹴り、左足でストップした時に右腕はおよそ45度位の位置にあります。

この時に左足で急ストップするので、その勢いで肘がたわみ、ほんのチョット曲がります。

私はこの急ストップが難しい!最後のスライドを大きくして急ストップしなければならないのですが、見るのとやるのでは大違いです。

この蹴りと急ストップがE J Tackettの高速回転を産んでいると言えます。下半身ですね!

あとは、その曲がった肘をパンッと伸ばし、その時に手の平がボウルの少し下方向に移動して行き、その後フリップ(スナップ)を入れるのですが、そのタイミングとスピードがとってもスムーズにスピーディーに行われています。

肘を伸ばす動作は、ブロークン状態になるのを避けて手の平ができるだけボウルの下側に入るようにするためです。慣性の法則を使っています。

我々がやろうとしても、その一連の流れが作れないのでどうもうまくいきません。必要以上に肘を曲げてしまいボウルのスピードを殺してしまい回転はするけど威力が無いボウルになってしまいます。

ボウルのスイングにしても、力まずに力を抜いて行いますが、トップからボウルが落ちてくるときには全くボウルの重さは感じません。というか、ボウルの存在自体が消えるくらい重さは感じません。重さが消えるとは、遠心力を利用した昔のボウリングの振り子運動では起きません。

もし重さを感じているとすれば、それはまだ力が入っているということです。力が入っていると速いスイングはできません。完全に脱力しなくてはダメですし、そうしないと左足を急ストップした時に肘にたわみができません。

結構高速回転で球速のあるボウルを投げている人を見ますと、皆さんそんなにボウルの下に手の平は入っていません。

なかなか難しいですよね~!




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